2026.08.07
IPとAIの共創を実証
ライセンス管理システム
「Kagami Gate(※特許出願中)」
『キャプテン翼』× PixVerse
実装検証(PoC)結果公表

KAGAMIAI Holdingsは、「IP/AI共創インフラ」構築に向けたPoC第一弾として、世界的スポーツIPである『キャプテン翼』と、画像・動画生成AI「PixVerse」による実装検証を実施。
検証期間: 45日間(2026年6月12日~7月26日)
EXECUTIVE SUMMARY
3つのシステムをPoCによって証明
単なるAI生成数の記録ではなく、IPの世界観やブランドガイドラインを守りながら同時に世界中の創作需要に応えられることを示しました。
公式IPによる生成
329,314
45日間・全件記録
参加クリエイター
126,360人
195以上の国・地域から参加
基準違反を検出・削除
総生成数の約0.14%
451件
01
世界のファンを、公式IPの「共創者」へ
公式に許諾された『キャプテン翼』の世界観を起点に、約12.6万人がAIで作品を創作しました。AIは、ファンの体験を「見る・読む・買う」だけのものから、自ら創り、共有する参加型の体験へと広げます。
02
AI上のIP利用実態全件が、権利者の手元へ
Kagami Gateを通じて 、どの国・地域で、どのテンプレートが、どれだけ利用されたかを全件記録。従来は把握が難しかったAI上の創作需要を可視化し、権利者が次の展開やライセンス戦略に生かせる状態を実現しました。
03
権利者のルールに沿って、生成管理
生成前に利用条件を設定し、公式テンプレートで創作の範囲を示す。生成後は、誰が・どこで・どのようにIPを使ったかを記録し、基準違反は審査・削除。Kagami Gateは、IPをAIに安全に開放するための利用管理基盤です。
Kagami Gateは、IPを守りながら世界の創作需要へ開放するための実装基盤
本PoCでは、公式IPに世界12万人超のファンが参加し、その利用実態を全件記録。権利者の定めたルールに沿って生成・管理できることを、約33万件の実装データで示しました。AIは、日本IPを世界へ届け、ファンと共に価値を広げる新たな成長基盤になり得ます。
CREATOR ECONOMY
世界中に、公式IPの「共創者」が生まれる
ファンは作品を『見る・読む・買う』だけの存在ではありません。公式IPを起点に一度創った人が、二度、三度と創り続ける——生成AIは、ファンを継続的な創作者へと変える体験を生み出しました。
見る
創る
共有する
次世代へ
作品に触れる
公式IPを起点に創作する
SNSなどを通じて発信する
新たなファンとの接点を生む
世界195以上の国・地域から参加したクリエイター
126,360人
(約10件/ コア層1人あたりの平均生成数)
約68%
コア層が生み出した生成数シェア
2026年6月12日から7月26日までの45日間、権利者監修による公式テンプレートを通じて、329,314件のAIコンテンツが生成されました。このうち22,223人が2回以上にわたり創作を継続し、コア層だけで総生成数の約68%(225,177件)を生み出しています。1人あたりの平均生成数は約10件。公式IPを起点に、一度きりで終わらず繰り返し創り続ける担い手が、世界各地に生まれました。
ファンの熱量を、
公式IPの新たな創作力へ。
CREATOR ECONOMY
創作需要の99%超は、海外から
地域別では、アジアが約60%と最大の創作需要地となり、ヨーロッパ約16.8%、南米約9.9%、北米約9.0%が続きました。日本国内の利用は1%未満であり、日本IPに対する創作需要が、既存の主要市場を超えて世界各地に広く存在することが可視化されました。
地域別生成比率
※対象期間中のAIコンテンツ生成数に占める地域別構成比
99%超
海外
創作需要の中心は、海外。
日本国内は1%未満

-
既存の販売実績では見えなかった国・地域の需要を発見
-
国・地域ごとの創作行動を把握
-
次の展開地域や施策を、データに基づいて判断
-
IPごとの世界の創作需要を継続的に観測
AI上の創作データが新たな市場を発見
日本IPの可能性は、既存の販売地域だけでは測れない。
AI上の創作データが、世界に広がる潜在需要を可視化します。
IP PROTECTION
IPをAI上で安全に開放・管理する基盤を実証
Kagami Gateは、IPをAIから遠ざけるための仕組みではありません。
権利者が定めた利用条件に沿って、AI上でIPを安全に開放・管理するための基盤です。
01
権利者が利用ルールを定める
公式IPとして提供する世界観・表現の範囲や、禁止事項をあらかじめ設定。
02
公式の創作入口を設計する
権利者監修の公式テンプレートを通じて、作品世界に沿った創作体験を提供。
03
AI上の利用を全件記録する
どの国・地域で、どのテンプレートが、どれだけ使われたかを可視化。
04
基準違反を検出・削除する
生成されたコンテンツを確認し、定めた基準に反するものを検出・削除。
451件
基準違反コンテンツを検出・削除
0.14%
総生成数に占める削除比率
Kagami Gateでは、権利者とともに許可範囲・禁止範囲を事前に明文化し、作品世界を守る公式テンプレートとして実装しました。さらに、どの国・地域で、どの利用者が、どのテンプレートを、何回利用したかを全件記録。基準に反する451件(総生成数の約0.14%)を削除し、事前のルール設計と事後の審査・削除を組み合わせた運用が、約33万件の規模でも機能することを確認しました。
VALUE FOR IP HOLDERS
IPを世界へ開く、6つの価値
Kagami Gateは、IPを守るためだけの仕組みではありません。
権利者が安心してAIを活用し、世界のファンと新たな価値を創るための基盤です。
01
ブランドに沿って、AIへ開放
権利者が利用ルールと表現の範囲を定め、作品世界に沿った創作体験を設計できます。
02
世界の創作需要を可視化
国・地域、テンプレートごとの利用データから、従来は見えなかったファンの需要を把握できます。
03
ファンを創作者へ
ファンは作品を楽しむだけでなく、公式IPを起点に創り、共有する存在へ変わります。
04
AI上の利用を記録・管理
どこで、どのようにIPが利用されたかを記録し、利用実態を把握できます。
05
AIサービスとの接続を標準化
IPホルダーとAI企業をつなぐ共通の仕組みを整え、複数のAIサービスでIPを活用できる環境を目指します。
06
次世代・新たな市場へ届ける
新しい創作体験を通じて、長く愛されてきたIPを、若い世代や世界の新たなファンへつなげます。
KAGAMIAIは、AIをIPの脅威として遠ざけるのではなく、権利者が定めたルールの中で安全に開放し、世界中のクリエイターとの共創へ変える基盤を目指します。日本IPを守りながら世界へ広げる、AI時代の新しい流通インフラを実装してまいります。
VOICES
本PoCは、IPホルダー、AIプラットフォーム、KAGAMIAIが共同で実装した取り組みです。それぞれの立場から、IPを守りながら世界の創作需要を開放できる可能性が確認されました。
IP
「40年以上にわたり、多くのファンに愛されてきた『キャプテン翼』をAIに開放することには、正直、テストとはいえ不安がありました。作品の世界観は守られるのか。ブランド価値は損なわれないのか。
しかし今回のPoCでは、その不安は期待へと変わりました。世界中12万人を超えるクリエイターが作品と新しい形で出会い、ブランドを守りながら創作を楽しんでくれました。
AIは、IPの価値を守りながら、世界へ広げることができる。今回、その可能性を実感しています。」
岩本 義弘
株式会社TSUBASA 代表取締役
AI
「『キャプテン翼』をPixVerseに迎えられたことは、企業としてはもちろん、一人のファンとしても大変意義深いことだと感じています。
現代のファンの皆さまが、新しい形で作品の世界と触れ合い、私たちが子どもの頃から愛してきたIPの魅力を次の世代へ伝えていけることを願っています。」
ジェイデン・シェ
PixVerse 共同創設者兼社長
システム
「今回のPoCは、『キャプテン翼』という一つのIPの成功を示しただけではありません。
約33万件という創作活動は、AI時代において、IPを守りながら世界へ広げることができる。その可能性を証明しました。
私たちが目指しているのは、IPホルダーが安心して作品を開放でき、AI企業が正規IPを活用でき、世界中のクリエイターが新たな作品を生み出せる世界です。
AIはIPを奪うものではありません。AIは、日本が世界に誇るIPを、さらに世界へ広げる新しいエンジンになれる。
KAGAMIAIは、その未来を支える世界標準のインフラを目指します。」
近藤 太香巳
株式会社KAGAMIAI Holdings Chairman
OUR VISION
フェアユースから、フェアペイへ。
Fair Use to “Fair Pay”
The Legal Gateway for IP × AI
IP × AIをつなぐ知的財産インフラ。
AI時代の創造価値を再設計し、IPとAIの新しい共生を実現します。

